1910年、パリ・オペラ座においてディアキレフのバレエ・リュスが初演。小牧正英による『シェヘラザード』は1943年、上海ライセアム劇場でのクニアーゼフの改作台本によりソコルスキー演出・振付で上演されたものです。
日本での初演は1946年11月4日から27日まで、フォーキン/ソコルスキーによる小牧正英改作版として帝劇でロングラン上演されました。小牧バレエ団に於いても数回上演し、日本バレエ史に残る作品として絶賛されている貴重なレパートリーの1つです。
2011年文化庁助成による小牧正英生誕100年記念公演で再演し好評を博しました。